診療案内

診察では飼い主様とのお話合いを大切にしたいと考えています。言葉を話せない動物の治療において、飼い主様から頂く情報だけが手がかりであることも少なくありません。些細な事でも構いませんので気になることは何でもお話し下さい。
また、わかりやすく丁寧な説明を心がけています。一つの病気であっても、その治療、対処が常に一つとは限りません。ご家族とそのコにとっての最良は何なのか、一緒に相談しながら考えていきましょう。

当院の設備、施設では対応困難な疾患については二次診療施設(大学病院や画像診断センター、各科専門病院など)と連携しての治療をご提案させて頂きます。適切な専門施設をご紹介をさせて頂くことも一次診療の大切な仕事であると考えています。セカンドオピニオンなどご希望の際もご遠慮無くお申し出ください。

診療対象

犬、猫、ウサギ、鳥類、フェレット、チンチラ、ハムスター、モルモット、リス、デグー、ハリネズミ、プレーリードッグ、ジリス、フクロモモンガ、カメ、トカゲ、ヘビなど(有毒動物については事前に必ずお問い合わせください)。その他の動物種についても可能な限り対応したいと考えています。まずはお電話でご相談ください。

※当院では原則、野鳥の診療は行っておりません。野鳥を保護された場合はこちら

傷ついた野生鳥獣を見かけたら、京都市の鳥獣行政担当部署にお問い合わせください。

京都林務事務所林務課
TEL 075-451-5724

※京都市以外で発見された場合はその地域の関係省庁にお問い合わせください。

当院は京都市獣医師会より指定された動物病院として野生鳥獣の救護、保護を行っています。その為、保護する動物種については京都市で規定された動物種のみとさせていただきます。野生鳥獣保護の方針は上記の関係部署へお問い合わせください。

当院で野鳥保護を行う場合、鳥獣の病状説明、治療方針、予後、経過などを救護者に報告することは一切行っておりません。その上でご希望の場合は事前にお電話頂いた上、診察時間内にご来院頂きお預かりしています。保護、治療に関する費用は頂いておりません。

私たちは鳥類の診療も積極的に行なっているため、患者様の安全を第一に考えた上での保護活動を心がけております。こちらでの保護が難しい状況の場合、京都市動物園の野生鳥獣救護センターへのご相談をお願いいたします。

京都市動物園 野生動物救護センター
TEL 075-771-4627

※2022年12月現在、国内複数箇所での鳥インフルエンザ発生により野鳥の受け入れを中止しております。

診療時間

診 療 時 間日・祝
9:00-11:30
受付は9:00-11:30
予約のみ予約のみ
16:30-19:00
受付は16:30-18:30
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臨時休診等は、HPでご確認ください。
水曜、日曜午前9:00-11:30の間、前日までにご予約頂いた当院の患者さんに限り継続診察をお受けしています。前もって担当獣医師とご相談下さい。

診療内容

  • ●予防医療
  • ●一般診療各種動物の外科、整形外科、内科、消化器科、呼吸器科、循環器科、脳神経科、腫瘍科、耳鼻咽喉科、眼科、歯科、皮膚科、産科、行動診療科
  • ●各種相談・日常のケア爪切り、肛門腺のお手入れなど、病気に限らず日常のケア、しつけや飼育に関すること、お気軽にご相談下さい。
  • ●各種外科手術内科治療に反応が乏しい場合や、手術でしか治療できない場合など、その疾患の治療においてご家族の負担を最小にできると判断した場合にお勧めしています。
    麻酔、手術、術後の内科管理、合併症などのリスクも十分ご相談させて頂いてから行います。
    また、より安全で痛みの少ない麻酔、疼痛管理に特に力を入れております。
  • ●内視鏡検査(犬、猫)消化管内視鏡検査を受けて頂けます。慢性の下痢や嘔吐の診断において粘膜面の観察が可能です。さらに、内視鏡下生検を行う事で病理組織検査での診断が可能です。
    また、異物誤食時の摘出に開腹手術以外の選択肢としてご提案させて頂けます。
  • ●ウサギ、げっ歯類歯科常生歯を持つ動物の歯科疾患に対して、麻酔下/無麻酔下での処置を行っています。臼歯の処置においても無麻酔で行えるケースは多く、特に定期的なカットが必要な場合に身体への負担を少なくすることができると考えています。
    逆に、無麻酔で行うことの方が負担が大きいと判断されるコには鎮静下の処置をおすすめ致します。
    ラウンドバー等を用いた切削が必要な場合は麻酔下で行うことをご提案させて頂いております。
  • ●ウサギ避妊手術ウサギは犬や猫、その他の動物と比較して子宮の疾患が多発します。
    若齢時より起こり得ますが、特に中年齢以降には子宮腺癌や平滑筋肉腫など悪性腫瘍も多く発生しています。体調の変化に気付かれてご来院された時にはすでに肺への転移を起こしているようなケースも多く経験してきました。
    若齢時の健康で体力があるうちに行うことで子宮疾患を未然に防ぐことが可能です。
  • ●爬虫類診療科近年飼育頭数が増加している爬虫類ですが、種別の飼育法の確立に伴い長期飼育が可能となった結果様々な病気が見られるようになりました。未だ獣医学的情報の少ない分野ではありますが、当院では爬虫類診療を積極的に行い情報の発信に努めています。
    健康診断や飼育環境のご相談はもちろん、病気の診断や内科治療、外科手術まで幅広く対応しております。

飼い主様へ:ご来院時のお願い

  • 当院は多種多様な動物が来院されるため、動物はキャリーやケージに入れるか、リードをつけてご来院ください。
  • 待合室では動物を決して離さないで下さい。
  • その動物のことを一番よくわかったご家族がお連れください。また、過去の検査データ、予防記録などが有りましたらお持ちください。
  • 鳥類、小動物はプラスチックの虫かごなど小さめのキャリーで温度調節をしてください。特に冬場は保温しながらご来院ください。また、普段の生活環境(鳥かご、ケージなど)の写真などを撮ってお持ち頂けると参考になります。
  • 複数の動物をお連れの場合は別々のケージでお連れください。
  • ご来院されましたら受付におこしください。急患の方はご遠慮無く受付にその旨をお伝え下さい。
  • 予防接種でご来院の場合、稀にアレルギーが起こる事がありますので、できるだけ午前中にお越しください。
  • 初診時はゆっくりとお話をお聞きする必要がある為、お時間に余裕をもってご来院ください。